カリモクとの協業新作も初披露
プロダクトデザインを中心に活動するクリエイティブユニット・TENTが、運営する 「TENTのTEMPO」(東京・世田谷) にて、2025年6月18日(水)から7月13日(日)まで、家具の企画展 「道具としての家具展」 を開催する。
本展のキーワードは、“家具=道具”。TENTはこれまでにも、生活空間の 「あり方」 そのものを問い直すような家具やプロダクトを数多く手がけてきた。本展では、家具を 「現代生活の課題を解決するための道具」 として捉え、機能や形状に独自の工夫を凝らした製品の数々を展示する。
展示では、代表作である 「DRAW A LINE」 や 「WALL FOR ONE」 などの既存製品に加え、現在カリモク家具と共同開発中の未発表の新作家具も先行公開される予定だ。




さらに初日の6月18日(水)には、Karimoku Commons Tokyoを運営し、木工職人としても長いキャリアを持つ淡路雄大氏をゲストに迎えたトークイベントも実施される。TENTとカリモク家具による協業プロセスや、家具開発の舞台裏について語られる予定で、こちらは参加無料・要申込となっている。
「ものづくりで新しい風景をつくる。」 という理念を掲げるTENTは、象印の 「STAN.」 シリーズや 「フライパンジュウ」 など、多くのヒットプロダクトを世に送り出してきた。2025年にはiF DESIGN AWARD金賞も受賞し、その独自の視点は国内外で高い評価を受けている。今回の展示では、“家具を買う”という行為にとどまらず、“家具を使いこなす”ことから始まる新しい生活のあり方が示される。インテリアというより、“暮らしの風景” を変えるデザインとしての家具。その思想に触れたい人にとって、見逃せない展示だ。

カリモク家具株式会社 事業開発部 プロモーション課所属
青山学院大学経営学部卒。木工職人を12年(内、4年は自営)、法人営業を5年経験後、2022年3月にカリモク家具へ入社。Karimoku Commons Tokyo の運営と接客、ギャラリー企画運営、新規コラボレーション企画などの業務を担当。
道具としての家具展
会期:2025年6月18日(水)〜7月13日(日) ※月曜定休
開場時間:平日 14:00〜18:00 / 土日 13:00〜18:00
会場:TENTのTEMPO (東京都世田谷区池尻2-15-8)展示内容:DRAW A LINE、POCHI &
公式サイト
https://tent1000.com