CULTURE | 2026/09/02

非公開のアトリエが4日間だけ開く。天王洲アート週間、38軒のギャラリーも集結

「TENNOZ ART WEEK 2026」が9月10日〜13日、天王洲一帯で開催

FINDERS編集部

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「TENNOZ ART WEEK 2026」が9月10日〜13日、天王洲一帯で開催

作家が普段どのような環境で作品を生み出しているのかを知る機会は、展覧会だけではなかなか得られない。寺田倉庫は2026年9月10日(木)から13日(日)まで、東京・天王洲で回遊型アートイベント「TENNOZ ART WEEK 2026」を開催する。会期中は、通常は非公開の制作現場を覗ける「TERRADA ART STUDIO TENNOZ オープンスタジオ 2026」と、38軒のギャラリーが参加するアートフェア「Tennoz Contemporary」が同時に開かれる。

オープンスタジオの会場は、TERRADA ART COMPLEX Ⅰ内の制作スタジオ「TERRADA ART STUDIO 天王洲」である。Saeko Asai、Kzeymmt、GOU SHIBATA、RAURA SUZUKI、徳田祐司、Nasim G. Pachi、西村茉麻、三好久美子の入居アーティスト8名が、制作中のアトリエをそのまま公開する。

来場者は、道具や制作途中の作品を間近に見ながら、作家本人と言葉を交わすこともできる。気に入った作品はその場で購入できるため、完成した展示作品を鑑賞するだけでは味わえない、制作の背景まで含んだ出会いが生まれる。

会期は2026年9月10日(木)から13日(日)までで、開館時間は12:00〜19:00(最終日のみ17:00閉館)。入場は無料、予約も不要である。

TERRADA ART COMPLEX全体が舞台、38軒が集う「Tennoz Contemporary」

オープンスタジオと同じ会期に開催されるのが、アートフェア「Tennoz Contemporary」である。会場はTERRADA ART COMPLEX Ⅰ・Ⅱの2棟で、本年は38軒のギャラリーやスペースが参加する。

TERRADA ART COMPLEX Ⅰでは、入居ギャラリーが国内外のパートナーギャラリーを迎えてコラボレーション展示を行う。MAKI GalleryとTEZUKAYAMA GALLERY、KOTARO NUKAGAとNUKAGA GALLERYのように、複数のギャラリーが組んで一つの空間を作る構成が特徴だ。TERRADA ART COMPLEX Ⅱでは、Taka Ishii GalleryやShugoArtsなど入居ギャラリーが会期を合わせて一斉に作品を紹介する。

本年はビューイングスペースや共用部にも展示の範囲を広げ、二棟全体がひとつの展示空間として機能する構成になっている。ギャラリーを一軒ずつ巡るように鑑賞でき、入場も無料・予約不要であるため、現代アートに初めて触れる人にとっても足を運びやすい企画である。

国際アートフェア「Tokyo Gendai」と連携、横浜と天王洲を無料シャトルバスで結ぶ

TENNOZ ART WEEK 2026は、パシフィコ横浜で開催される国際アートフェア「Tokyo Gendai」(2026年9月11日(金)〜13日(日)、VIPプレビュー9月10日(木))と連携する回遊型イベントでもある。9月12日(土)・13日(日)の2日間は、Tokyo Gendaiの入場チケットを持つ来場者を対象に、パシフィコ横浜と天王洲を結ぶ無料シャトルバスが特別運行される。

会期中は、現代美術家・椿昇をゲストキュレーターに迎えた展示や、東洋伝統画材を用いたワークショップも予定されている。天王洲の運河では「しながわクルーズ」によるアートクルーズも運航し(9月12日・13日、大人1,500円、予約制)、ビルに描かれた壁画などを船上から鑑賞できる。ギャラリーを巡るだけでなく、街そのものをアートの視点で歩き直せる仕掛けが用意されている。

寺田倉庫はTENNOZ ART WEEK 2026を通じて、天王洲に集まるギャラリーやミュージアム、アートカフェ、画材ラボをつなぎ、国際的なアートシーンとの接点を広げようとしている。作家の手元に触れ、気になる一点を持ち帰る体験をしてみたい人は、9月の4日間、天王洲に足を運んでみてはいかがだろう。

Tennoz Contemporary Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)

TENNOZ ART WEEK 2026
会期:2026年9月10日(木)〜9月13日(日)(VIPプレビュー:9月9日(水))

会場:TERRADA ART COMPLEX、WHAT MUSEUM、WHAT CAFE、PIGMENT TOKYOほか
主催:寺田倉庫株式会社

協力:一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会

後援:品川区
入場料:無料(しながわクルーズ等一部関連プログラムは有料)


公式サイト
https://warehouseofart.org/taw