40年を超える造形文化の節目として、2027年冬開催から新たな一歩を踏み出す
ワンダーフェスティバル実行委員会 および 株式会社海洋堂 は、2027年2月に開催する 「ワンダーフェスティバル2027[冬]」 を、36年ぶりとなる2日間開催とすることを発表した。開催日は2027年2月13日(土)・14日(日)の2日間で、会場は幕張メッセ国際展示場 1~8ホールである。本発表は、2026年2月8日(日)に行われた 「ワンダーフェスティバル2026[冬]」 公式ステージおよび閉会式の場で明らかにされた。
あわせて、一般ゾーン参加ディーラーに向けた特別ティザーページも公開され、今後の詳細や続報は同ページを通じて順次発信される予定だ。
ワンダーフェスティバルは、ガレージキットを源流とする造形文化を中心に、プロ・アマチュアを問わず多様な作り手が集う世界最大級の祭典として発展してきた。実行委員会代表の宮脇修一氏は、2日間開催に踏み切った背景として、造形文化が一過性のブームではなく、確かな文化として定着してきたことを挙げる。造形を生み出す人、支える人、楽しむ人の輪が広がり続ける中で、これまでの 「狭く深く」 から 「広く深く」 へとフェーズが移行しているという認識がある。
従来の1日開催では、販売対応に追われることで、ディーラー自身が会場を十分に見て回ったり、ディーラー同士の交流を深めたりすることが難しい状況が続いてきた。宮脇氏は、ワンダーフェスティバルを単なる即売会ではなく、造形作品を通じて刺激を受け、学び合い、次の創作へとつなげていく「ものづくりの祭典・聖地」 と位置づけている。その理念を実現するためにも、時間的余裕を生み出す2日間開催が必要だと判断した。
また、現在ワンダーフェスティバルは中国、タイ、韓国、そして2026年にはアメリカでも開催されており、海外開催はいずれも複数日開催が標準となっている。日本開催もまた、その流れの中で進化すべき時期を迎えているという問題意識もある。2日間開催によって、一般来場者にとっても混雑の緩和や、作品をじっくり鑑賞できる環境が整うことが期待される。
ワンダーフェスティバルは2025年に40周年を迎え、2009年夏以降は幕張メッセを会場に、例年約2,000組の出展者と3万人を超える来場者を集めてきた。会場には、一品限りの造形物や新作、限定品が並ぶだけでなく、ステージイベントや体験コーナー、コスプレなど、多様な楽しみ方が用意されている。直近の 「ワンダーフェスティバル2026[冬]」 では、一般ゾーン2,264組、企業85社が出展しており、その規模の大きさを改めて示した。
今後の開催スケジュールとしては、2026年7月26日(日)に 「ワンダーフェスティバル2026[夏]」 を予定しており、同イベントの出展募集期間は2026年2月20日(金)から3月2日(月)までとなっている。2027年冬の2日間開催は、その先に続くワンダーフェスティバルの在り方を示す重要な節目となりそうだ。
ワンダーフェスティバル2026[夏] 2026年7月26日(日)
ワンダーフェスティバル2027[冬] 2027年2月13日(土)・14日(日)
公式サイト
https://wonfes.jp/