海外はソウルが首位、国内は東京が堅調
デジタル旅行プラットフォーム 「Agoda」 を運営する Agoda Company Pte. Ltd. は、日本人旅行者を対象に、2026年春休み (3月~4月) 期間の旅行に関する宿泊施設検索データを分析、人気の旅行先を発表した。本調査は、2025年11月1日から2026年1月13日までに日本人旅行者が行った、2026年3月~4月宿泊分の検索データを前年同時期と比較したもので、春休みシーズンに向けた需要の動向が浮き彫りとなっている。
海外旅行先では、1位に ソウル、2位に 台北、3位に バンコク、4位に 釜山、5位に 香港 が並んだ。いずれも日本からのアクセスが良い近距離アジアである。
ソウルは、グルメやショッピング、カルチャー体験の充実に加え、美容やウェルネスを目的とした渡航先としてソロトラベラーからの支持を集めている。短期間でも多様な体験が可能である点が、春休みとの相性の良さにつながっている。
台北は、親しみやすい食文化や街歩きのしやすさが評価され、初めての海外旅行や久々の渡航先として選ばれやすい都市である。夜市やローカルグルメといった身近な体験が、満足度を押し上げている。
バンコクは都市観光とリゾート要素を併せ持ち、ショッピングやスパ、グルメを幅広く楽しめる。まとまった休暇を活用し、都市滞在と近郊リゾートを組み合わせた旅を計画する動きも見られる。
釜山は海と都市が融合する景観の中で、カフェ巡りや海沿いの散策を楽しむスタイルが支持されている。ソウルとは異なる韓国の魅力を体感できる点も関心を集める。香港は、グルメやショッピングに加え、自然やアートなど多様な側面を持つ都市として安定した人気を保つ。限られた日程でも効率よく体験を重ねられることが、春休み需要に合致している。
一方、国内旅行先では、1位が 東京、2位が 大阪、3位が 札幌、4位が 福岡、5位が 沖縄本島 となった。
東京は、最新のグルメやショッピング、エンターテインメントに加え、桜の名所や春限定イベントなど季節性のある体験を短期間で楽しめる都市である。都市型観光と季節感を同時に味わえる点が、検索数の多さを支えている。大阪は食文化やテーマパークの存在感に加え、京都や神戸といった近隣都市へのアクセスの良さから、関西エリア周遊の拠点として選ばれる傾向が見られる。札幌は都市機能と自然環境が近接し、春先ならではの北海道グルメや季節の移ろいを感じられる旅先として関心を集める。福岡はコンパクトな都市構造により、グルメ、ショッピング、観光を効率よく回れる点が評価されている。九州各地へのアクセス拠点としても機能し、都市滞在と地方観光を組み合わせやすい。沖縄本島は、夏のピーク前の落ち着いた時期に自然や文化、アクティビティを楽しめる点が支持され、非日常感を求める旅行者から根強い人気を保つ。
また、前年からの関心の伸び率では、名古屋、横浜、広島、仙台、千葉といった中核都市への注目が高まっている。交通アクセスと都市観光のしやすさを兼ね備えた都市が選択肢として広がりつつある。
Agoda International Japan シニアカントリーディレクターの猪飼匡氏は、春休みは学生から社会人まで幅広い層が旅行を計画する重要なシーズンであるとした上で、海外では近距離アジア方面が高い人気を維持し、国内では東京を中心とした都市部への需要が堅調に推移しているとコメントしている。
アゴダでは、600万件以上の宿泊施設、13万以上のフライトルート、30万件以上のアクティビティを検索・予約できる。モバイルアプリおよび公式サイトから、宿泊と航空券、体験を組み合わせた旅程を構築できる。
春休みという限られた時間の中で、いかに満足度の高い体験を組み立てるか。そのヒントが、今回の検索データには表れている。
アゴダ公式サイト
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