EVENT | 2026/09/13

湖が凍り、青く光る夜。祭りのあとは、支笏湖の秘湯で一夜を丸ごと味わう。

支笏湖畔の秘湯・丸駒温泉旅館、氷濤まつり開催期間の宿泊予約を受付開始

FINDERS編集部

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支笏湖を彩る「氷濤まつり」、青の氷像と夜の光で二つの顔を見せる

支笏湖のほとりに、真冬にしか見られない青い氷の世界が広がる。北海道千歳市の支笏湖温泉で毎年開催される「千歳・支笏湖 氷濤まつり」の会場では、湖水から削り出した大小の氷像が冬の澄んだ光を透過し、独特の青みを帯びた「支笏湖ブルー」に染まる。支笏湖温泉に隣接する創業111年の「奥札幌の秘湯 湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館」は、2027年1月30日(土)から2月23日(火・祝)まで開催される同まつりの期間に合わせ、宿泊予約の受付を始めた。

氷像が青く発光するのは日中だけの光景ではない。16時30分からは色とりどりのライトアップが始まり、同じ氷像が幻想的な夜の姿へと表情を変える。開催時間は10時から20時まで、入場料は平日1,000円、土・日・祝日3,000円で、小学生以下は無料である。ただし支笏湖温泉発のホテルシャトルバス最終便は17時30分のため、ライトアップを最後まで楽しみたい場合は自家用車での移動が推奨されている。

氷濤まつりは日帰りで訪れる観光客も多いが、丸駒温泉旅館が提案するのは、会場を離れた後も冬の支笏湖に浸り続ける過ごし方だ。ライトアップを楽しんだあと、冷えた身体を湖を望む温泉でゆっくりと温める。雪に包まれた中庭とペレットストーブの炎を眺めながら過ごす夜は、氷濤まつりの賑わいとはまた違う、静かな時間になる。

新千歳空港からの直行バスと、雪遊びスポットとの周遊で広がる冬の支笏湖旅

2027年の氷濤まつり開催期間中は、新千歳空港とJR千歳駅、支笏湖温泉を結ぶ事前予約制のシャトルバス「氷濤 BLUE LINER」が新たに運行される。運行期間は氷濤まつりと同じ2027年1月30日(土)から2月23日(火・祝)までで、料金は中学生以上・小学生ともに2,000円、未就学児は無料、前日20時30分までの事前予約制だ。レンタカーを利用しない旅行者や、冬道の運転に不安がある旅行者にとって、乗り換えなしで会場まで移動できる選択肢が増えたことになる。

あわせて2027年は、千歳市蘭越にある「ノース・スノーランド in 千歳」とのコラボレーションも実施される。氷の世界を楽しむ支笏湖と、雪遊びを楽しむ千歳の遊び場という異なる冬の魅力を組み合わせ、一日で両方を体験できる周遊が可能になった。氷濤まつりの入場券を持っていると、ノース・スノーランドの入場料が半額になる特典も用意されている。

湖に直結する「天然野湯」と、森を守る氷像づくりが息づく宿

丸駒温泉旅館は1915年(大正4年)の創業から111年、支笏湖のほとりで温泉旅館を営んできた。館内には支笏湖を望む露天風呂があり、さらに支笏湖と地下でつながる全国でも珍しい「天然野湯」も備えている。氷の芸術を見届けたあと、湖と地続きの湯に身を沈める体験は、この宿でしか味わえないものだ。

代表取締役の日生下和夫氏は、一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会の理事や、公益社団法人北海道観光機構道央地域分科会の委員も務めている。一企業の経営にとどまらず、支笏湖という国立公園エリア全体の観光や自然保護に関わりながら宿を営んでいる点も、この旅館の特徴だ。

氷濤まつりも、単に会場を彩るためだけの催しではない。氷像は支笏湖の水からつくられ、氷像を組み上げる建材には、支笏湖の森を育てる過程で発生する間伐材が活用されている。水と森という支笏湖の自然の恵みを生かしながら、冬だけの「氷の美術館」が毎年つくり続けられているのである。

客室数は55室、宿泊料金は2名1室利用時で1名あたり22,000円からとなっている。氷濤まつりの青い氷像と夜のライトアップを見届けたあと、湖の温泉でゆっくりと体を休める。そんな一泊二日の冬旅を計画したい人にとって、丸駒温泉旅館は有力な候補になるはずだ。


奥札幌の秘湯 湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館
北海道千歳市幌美内7番地

https://www.marukoma.co.jp/