なぜ今、アウトドア・スポーツのヴィンテージが選ばれるのか
1960年代から2000年代にかけてのアウトドア・スポーツウェアが、全国約950店舗から集められ高円寺に集まる。掘り出したのは一着のジャケットであると同時に、誰かが山や街で過ごした時間の記録でもある。株式会社セカンドストリートは2026年10月10日(土)〜10月12日(月・祝)、イベントスペース「MATERIAL」(東京都杉並区高円寺南)にて、ポップアップイベント「OUTDOOR & SPORTS VINTAGE」を開催する。
セカンドストリートがポップアップイベントを始めたのは2019年のことで、今回が5回目の開催となる。昨年実施した「大リバースウィーブ展」では、初日のオープン前から150人以上が列をなすなど大きな反響を呼んだという。今回のテーマであるアウトドア・スポーツブランドは、同社が扱うユーズド品の中でも常に高い人気を誇るジャンルであり、その手応えを踏まえた第5弾の企画である。
背景には、サステナビリティ意識の高まりや個性を重視する価値観の広がりを受け、若い世代を中心に古着がブームとなっている状況がある。本格的なアウトドアウェアを街着に取り入れる「ゴープコア」と呼ばれるスタイルが定着しつつあることも、その追い風の一つだ。patagoniaやTHE NORTH FACE、NIKEといったブランドは機能性とファッション性を兼ね備え、タウンユースにも馴染む洗練されたデザインを持つことから、それぞれに熱心なファンを抱えている。
会場では、全国のセカンドストリートから集めたアウトドア・スポーツブランドの衣料・服飾品、約1,000点を販売する。フリースやダウン、スウェット、Tシャツなど幅広いカテゴリーの中に、ヴィンテージ品や希少なアイテムも交える。patagoniaの「ダスパーカ」やTHE NORTH FACEの「GORE-TEXマウンテンパーカ」、NIKEの通称「ゴツナイキ」ロゴTシャツなど、コレクターの間で名の知れたアイテムも並ぶ。
企画販売として、patagoniaの代表的なフリース「スナップT」などが当たる、1袋5,000円(税込)のミステリーバッグを数量限定で販売する。サイズは外装に明記されており、中身は開けてからのお楽しみだ。都内のセカンドストリート店舗(一部対象外)で使える1,000円値引クーポンも同梱され、購入は一人1点までとなる。
会期中は買取も強化される。patagonia、Eddie Bauer、Columbia、NIKE、adidasのいずれかのアイテムを着用して「セカンドストリート高円寺店」または「高円寺2号店」へ持ち込むと、買取金額が30%アップする。手放すことも、次の誰かに渡す入り口として設計されている点が興味深い。
会場内では、patagonia、THE NORTH FACE、L.L.Bean、NIKE、adidas、Championの6ブランドについて、歴史やタグの変遷を大型パネルで紹介する。値札の裏側にあるブランドの物語まで読み解けるのは、単なる販売イベントにとどまらないこの企画らしい仕掛けだ。
一着の古着に刻まれた年代やタグの変遷を確かめながら、自分だけの一着を探す時間は、効率だけでは得られない買い物の楽しさを思い出させてくれる。アウトドアやスポーツブランドの服が好きな人はもちろん、休日に少し遠出をして掘り出し物を探してみたい人にとっても、足を運んでみる価値のある3日間だ。
OUTDOOR & SPORTS VINTAGE
開催日時:2026年10月10日(土)〜10月12日(月・祝) 10:00〜20:00(12日(月・祝)のみ19:00終了)
会場:MATERIAL(東京都杉並区高円寺南4-4-11)
主催:株式会社セカンドストリート
公式サイト
https://www.2ndstreet.jp/event/popup/outdoor-sports-vintage