「じゃない方の千代田」 が仕掛ける、乾杯できない“酒場”の狙い
群馬県千代田町が、東京のど真ん中でみずから「じゃない方の千代田」と名乗るポップアップイベントを開く。「チヨーダの酒場」という名前でありながら、会場で酒や食事が振る舞われることはない、という肩透かしのような仕掛けが用意されている。
イベントは2026年9月18日(金)から9月20日(日)までの3日間、有楽町の東京交通会館1階サンプリングエリアで開催される。開催時間は各日10:00〜18:00である。
東京都千代田区と混同されがちな群馬県千代田町は、その“あるある”をあえて逆手に取り、自虐を交えながら町の魅力を伝えるシティプロモーション「じゃない方の千代田」プロジェクトを展開してきた。ショートドラマや交通広告で町を知った人たちと直接顔を合わせ、関係を築く場として、この3日間が位置づけられている。
「持ち帰る」 を軸にした、変わり種のポップアップ体験
会場内での酒類提供はない代わりに用意されているのが、千代田町の特産品が当たるガラポン抽選会である。A賞のサントリー生ビール(350ml×6本)は10名に、B賞の線男Tシャツは10名に、C賞の線男グッズ(アクリルスタンド・毛玉取り・キッチンタイマーから1点選択)は150名に、D賞の線男キラキラシールは500名に、それぞれ当たる。酒類が当たる賞品について、20歳未満への提供は行われない。
会場には、プロジェクトを牽引するご当地キャラクター「線男」の特大パネルも有楽町に出張し、記念撮影を楽しむことができる。乾杯はできなくても、当選品や写真という形で町の存在を持ち帰ってもらう、という発想の設計である。
イベントに合わせて、プロジェクトの全容を紹介する特設サイトも公開されているほか、千代田町公式Xではサントリー生ビールが当たるSNSキャンペーンも実施中である。
群馬県千代田町は、利根川沿いに広がる人口約10,600人の町で、東京から約60km圏内、群馬県内では東京への距離が最も近い自治体の一つである。県道でありながら船で川を渡る「赤岩渡船」など、他に類を見ない地域資源を持つ。
ふるさと納税ではサントリービールをはじめとした特産品を扱っており、「ビールのまち」としての顔も持つ。会場では、こうした町の魅力とあわせて、ふるさと納税に関する情報発信も行われる。
有楽町駅のすぐ目の前という立地で、しかも飲食を伴わないからこそ、気軽に立ち寄れる3日間である。名前を間違えられがちな町の素顔に触れ、ふるさと納税や旅先の選択肢として頭の片隅に置いてみるのも、週末の過ごし方の一つになるはずだ。
チヨーダの酒場
開催期間:2026年9月18日(金)〜9月20日(日)
開催時間:10:00〜18:00
会場:有楽町 東京交通会館1F サンプリングエリア(東京都千代田区有楽町2-10-1)
主催:群馬県千代田町
注意事項:会場での飲食提供なし。20歳未満の方への酒類のお渡しは不可
公式サイト
https://chiyoda.lgpr.jp/