来年4月10日・11日、パシフィコ横浜で開催。99社の蒸留家が集う二日間
ウイスキーだけでなく、ジンや焼酎、泡盛まで。日本各地の蒸留家や酒蔵のつくり手と、その場で言葉を交わしながら試飲できる機会は意外と多くない。その数少ない機会のひとつが、2027年4月10日(土)・11日(日)にパシフィコ横浜 展示ホールDで開催される「ウイスキー&スピリッツフェスティバル2027 in 横浜」である。
主催は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める株式会社ウイスキー文化研究所。2024年に始まったこのイベントは、来年で4回目の開催を迎える。
会場には全国から約99社(2026年10月現在)が出展し、ウイスキーやジンだけでなく焼酎・泡盛など世界中の蒸留酒を試飲できる。各ブースでは生産者と直接話す機会も用意されており、商品だけでなくつくり手の個性や背景まで知ることができる点が本イベントの特徴だ。
開催は各日とも2部制の完全入替制で、10日は第一部10:00〜13:30・第二部14:30〜18:00、11日は第三部10:00〜13:30・第四部14:30〜18:00の合計4部制となる。各部2,000名限定、2日間合計で8,000名を迎える規模だ。入場料は5,000円(税込)で、チケットは2027年1月下旬から販売予定である。対象は20歳以上で、バーテンダーや酒販関係者だけでなく、一般の愛好家も広く参加できる。
テイスティングセミナーとキッチンカーが広げる、試飲以外の楽しみ
試飲だけでなく、学びや食事も充実している点も本イベントの見どころだ。会期中には、豪華な講師陣を迎えたテイスティングセミナーが全8講座開催される予定で、詳細は公式サイトやSNSで追って発表される。セミナーを受けるには、開催日のイベント入場チケットに加えてセミナーチケットの購入が必要になる。
会場内にはキッチンカーも登場し、ウイスキーやジン、焼酎、泡盛といった蒸留酒に合う料理やおつまみを販売する。ゆっくり座って味わえるよう食事エリアも設けられており、出展ブースで購入したフードもそこで楽しめる。立ち飲みで駆け足になりがちな試飲イベントとは異なり、椅子に腰を下ろして一杯と向き合う時間が用意されているのは、長時間滞在する来場者にとって心強い工夫だ。
なお、出展ブースにある蒸留酒の約8割は無料で試飲でき、希少で高価な一部のウイスキーのみ有料となる。フードやグッズの購入は有料だ。
2007年発の「ウイスキーフェスティバル」が広げてきた、クラフト蒸留の裾野
「ウイスキー&スピリッツフェスティバル」は、2007年に始まった「ウイスキーフェスティバル」のシリーズから生まれたイベントである。東京・大阪で定期開催してきたウイスキー専門の試飲イベントに加え、バーボン&アメリカンウイスキーフェスティバルやボトラーズウイスキーフェスティバルなどテーマを絞った企画、さらに名古屋や京都、長野、清里といった地域版も重ねてきた。2024年からは対象をウイスキーだけでなく焼酎・泡盛など世界の蒸留酒へ広げ、横浜会場を「ウイスキー&スピリッツフェスティバル」として開催している。2027年には松本での開催も予定されており、シリーズはさらに広がりを見せている。
近年、日本各地で新しい蒸留所が次々と立ち上がり、ウイスキーや焼酎、泡盛など蒸留酒の選択肢は年々広がりを見せている。99社という規模のつくり手が一堂に集まる本イベントは、そうした国内蒸留酒シーンの広がりそのものを体感できる機会といえる。
ウイスキーやスピリッツの奥深さに直接触れてみたい人、つくり手の言葉から一杯の背景を知りたい人にとって、来年4月の二日間は、足を運ぶ価値のある候補になるはずだ。チケットは2027年1月下旬から販売予定なので、気になる人は公式サイトで最新情報を確認しておきたい。
ウイスキー&スピリッツフェスティバル2027 in 横浜
開催日:2027年4月10日(土)・11日(日)
開催時間:4月10日: 第一部10:00〜13:30/第二部14:30〜18:00、4月11日: 第三部10:00〜13:30/第四部14:30〜18:00(各日2部制・完全入替制)
会場:パシフィコ横浜 展示ホールD(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
入場料:5,000円(税込)
入場者数:各部2,000名限定(2日間合計8,000名)
チケット販売開始:2027年1月下旬予定
出展企業数:99社(2026年10月時点)
主催:株式会社ウイスキー文化研究所
公式サイト
https://whiskyfestival.jp/yokohama2027/