CULTURE | 2026/09/25

正解すれば、国が手に入る。
山田孝之主演『国民クイズ』、ついに実写化

総勢16名の新キャストとともに、12月17日よりNetflixで世界独占配信

FINDERS編集部

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国家の意思決定がクイズで下される社会を描く、山田孝之主演の新シリーズ

クイズに勝てば、殺人さえ合法になる――。そんな荒唐無稽な設定を大真面目に描き切るNetflixシリーズ『国民クイズ』が、2026年12月17日(木)より全8話一挙で世界独占配信される。

原作は1993年に発表され、あまりに大胆な設定から長らく「映像化不可能」と語られてきた、杉元伶一・加藤伸吉による伝説の漫画である。作中の日本では「国民クイズ」が国家の最高機関となる新法が施行されており、勝者はどんな願いも政府に叶えてもらえる一方、敗者には過酷な強制労働が科される。企画・プロデュース・制作を手がけるのは、『今際の国のアリス』などのヒット作を世界に送り出してきた株式会社THE SEVENである。

主演を務めるのは山田孝之。国民クイズの“顔”として大衆の欲望を煽り続ける稀代の司会者・K井K一を演じる。人々の欲望がエンターテインメントとして消費され、社会全体が熱狂していく“明るいディストピア”というテーマは、可視化された欲望が日々消費されるSNS社会を映す鏡としても読める。

石田莉子、倉科カナ、小池栄子、石橋蓮司ら16名の新キャストと、8000人が生む熱狂のスケール

このたび解禁されたティザー映像とともに、K井K一を取り巻く総勢16名の新キャストが発表された。K井K一の命を狙う身元不明の少女・麻里役に石田莉子、その母・綾子役に倉科カナ、国民クイズの崩壊をもくろむ活動家・南原聖次役に瀬戸康史、懲罰隊隊長・村越役に髙嶋政宏が名を連ねる。

さらに、番組プロデューサー・上条紹子役に小池栄子、日本国の首相・獄間沢猛役に石橋蓮司と、実力派が脇を固める。片岡凜、青木柚、松川尚瑠輝、今井悠貴、大東駿介、前原滉、ほしのディスコ、ファーストサマーウイカ、堀内敬子、尾美としのりも出演し、群像劇としての厚みを増している。

最新映像では、K井K一がマイクを握る「国民クイズ」に日本中が熱狂する様子が描かれる。お茶の間や居酒屋、街頭ビジョンを埋め尽くす人々を映すため、撮影にはのべ8,000人のエキストラが動員された。個人の欲望を煽る一つの番組が、社会全体を飲み込んでいく熱狂そのものを、圧倒的なスケールで映像化している。

「文化の翻訳者」THE SEVENが挑む、日本発IPの世界戦略

本作の制作を担うTHE SEVENは、2022年にTBSホールディングスの出資で設立された企業である。『今際の国のアリス』シーズン3の制作や、Netflixとの戦略的パートナーシップ提携などを通じ、日本発コンテンツを世界基準の映像として送り出してきた。

2026年1月に発表された、TBSホールディングスとハリウッドのLegendary Entertainmentとの戦略的パートナーシップにおいても、THE SEVENは日本側のクリエイティブを担う“Cultural Translator(文化の翻訳者)”としての役割を担う。『国民クイズ』は、その体制のもとで制作された作品の一つといえる。

国家権力とエンターテインメントが融合した“明るいディストピア”は、情報と欲望が可視化され続ける現代社会への皮肉としても響く作品だ。ニッポンという国のかたちを問い直すこの物語がどんな着地を見せるのか、2026年12月17日の配信を楽しみに待ちたい。


Netflixシリーズ『国民クイズ』

出演:山田孝之、石田莉子、倉科カナ、瀬戸康史、片岡凜、青木柚、松川尚瑠輝、今井悠貴、大東駿介、前原滉、ほしのディスコ、ファーストサマーウイカ、堀内敬子、尾美としのり、髙嶋政宏、小池栄子、石橋蓮司

原作:『国民クイズ』杉元伶一/加藤伸吉(太田出版刊)

監督:吉田照幸

脚本:マギー・吉田照幸

音楽:西木康智

エグゼクティブプロデューサー:髙橋信一(Netflix)

チーフプロデューサー:森井輝(THE SEVEN)

企画・制作:株式会社THE SEVEN

製作:Netflix
配信:Netflixにて2026年12月17日(木)世界独占配信(全8話・一挙配信)


公式サイト
https://www.the7.co.jp/