ドイツ・デュッセルドルフで、日本のオーガニック商品を検証する一夜
海外でオーガニック商品を売るなら、まず何を伝えるべきか。その問いに向き合う実証の場が、2026年6月28日(日)、ドイツ・デュッセルドルフで開かれた。
オーガニックセレクトブランド「style table」を展開する 株式会社Peace 代表取締役の土井あゆみは、Institut für Organic Business GmbH(IOB)が主催する市場調査イベント「Taste & Sense Japan」に参加した。日本の4ブランドが集まり、試食・体験・プレゼンテーションを通じて、ドイツの生活者が日本のオーガニック商品をどう受け止めるかを探る企画である。
会場には19名が来場し、うち14名がアンケートに回答した。満足度は5点満点中平均4.6、13名が「友人に薦めたい」と答え、参加した4ブランドすべてに購入意向が確認される結果となった。単なる紹介イベントにとどまらず、実際の受容性を数字で裏付ける機会になったといえる。
今回の参加は、IOB代表のレムケなつこへ現地での検証機会を相談したことをきっかけに実現した。「style table吉祥寺パルコ店」として届けたい価値が、海外の生活者にどこまで通用するかを見極める場になった。
煎茶とウェルカムドリンクが好評、体験を通じて伝わった商品の背景
style table関連商品としては、THE CRAFT FARMの煎茶、グリーン GF(Be)、化粧品の3種が紹介された。市場調査の結果では、煎茶が14名中12名、グリーン GF(Be)が11名から購入意向を得ており、いずれも高い評価となった。化粧品についても、購入を前提に成分や長期的な効果を知りたいという声が寄せられている。
なかでも反響が大きかったのは、ウェルカムドリンクとして提供されたグリーン GF(Be)である。水で割ったスタイルとオーツミルクで割ったラテスタイルの2種類を用意したところ、「飲みやすい」との声とともにおかわりを求める来場者が相次いだ。終了後には「買えないのですか」と尋ねられる場面もあったが、現地での販売登録が整っていないため、今回は市場調査に特化した参加にとどめている。
イベントは、ドイツで活動する日本人ヴィーガンシェフによるフルコース仕立てで進行し、各ブランドの商品を料理に組み込みながらプレゼンテーションする構成で実施された。style tableの枠では、土井自身が実店舗を運営する立場から来場者に語りかけ、日本を訪れる際には店舗にも立ち寄ってほしいと伝えたところ、実際に来店を希望する声も生まれたという。20代から30代を中心とするドイツ人が、カップルや友人同士、一人参加などさまざまな形で集い、商品や背景への関心を寄せていた。
style table
https://styletable.jp/