LIFE STYLE | 2026/11/06

重要文化財で、一夜を眠る。
100年続く物語への入り口

東京ステーションホテルが開業111周年、館内ツアー付き宿泊・ランチを用意

FINDERS編集部

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東京駅の喧騒の中に守られてきた、重要文化財に泊まるという非日常

東京駅丸の内駅舎の中にある東京ステーションホテルが、2026年11月2日(月)に開業111周年を迎えた。1915年、東京駅の開業から1年後に誕生したこのホテルは、以来一世紀以上にわたり駅舎とともに時代の変化を見つめてきた。

駅舎は2003年に国の重要文化財に指定され、2012年の保存・復原工事を経て創建当時の姿を取り戻している。多くの人が行き交う東京駅の中にありながら、客室に一歩入れば喧騒から離れた静かな時間が広がる。国の重要文化財である建物の中に実際に泊まり、その歴史や意匠を肌で感じられることは、他のホテルにはない体験である。

この開業記念日にあわせて、ホテルスタッフが館内を案内する〈ホテルツアー〉が改めて紹介された。駅を利用するだけでは気づきにくい建築の意匠や、ホテルに受け継がれてきたエピソードを知ることで、宿泊や食事の時間がより深いものになるという狙いである。

スタッフの案内で歴史をたどる、宿泊とランチの二つのツアー体験

一つ目は〈ホテルツアー付きステイプラン〉である。東京駅やホテルの歴史に詳しいスタッフが館内を案内する、公式ウェブサイト限定の宿泊プランだ。1泊朝食付きで、ツアーの開始時間は14:00または16:30の2つから選べる。料金は1室1名で105,336円から、1室2名で114,236円から(2026年11月1日時点、税・サービス料込み)で、祝日等を除く月曜から水曜、土曜に限り利用できる。

二つ目は、より気軽に楽しめる〈ホテルツアー付きランチ〉である。館内ツアーの後、レストラン「カメリア」または「アトリウム」でランチを楽しむという内容で、料金は11,000円からとなる。開催日は各レストランの実施日による不定期開催で、年末年始を除く。普段は宿泊者以外が立ち入る機会の少ないエリアを含めて案内されるため、東京の歴史的建築に関心がある人にも向いている企画だ。

駅を通り過ぎるだけでは見えてこない100年以上の物語に触れられることが、この二つのツアーの価値だと言える。東京駅を訪れる機会があれば、駅舎の中に息づくホテルで、積み重ねられてきた時間に触れてみたい。


東京ステーションホテル(英語表記:The Tokyo Station Hotel)
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1
開業:1915年(開業111周年:2026年11月2日(月))
客室数:150室
レストラン・バー:10店舗

公式サイト
https://www.tokyostationhotel.jp/