ITEM | 2026/07/29

光る背面と透けるボディが際立つ、Nothing新型「Phone (4b)」発表

透明パーツと進化したGlyphバーを継承した新エントリー機、日本投入時期は未定

FINDERS編集部

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透明パーツと進化したGlyphバーが融合した新デザイン

Nothingが現地時間7月7日、新たなエントリーモデル「Phone (4b)」をグローバル発表した。背面から透けるメカニカルな構造と、光と動きで通知を知らせる独自機能「Glyphバー」を組み合わせたデザインは、スマートフォンを単なる道具ではなく“見せる”ガジェットへと変える発想を体現している。日常的に持ち歩く一台にどこまで個性を宿せるか、そのヒントを探る読者にとっても興味深いニュースだ。

デザインは、前モデル「Phone (4a)」で導入された新しいGlyphバーと、上位モデル「Phone (4a) Pro」のユニボディ構造を融合させたものだ。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルーの3色を用意し、背面カメラモジュール周辺には透明素材を採用した。内部のメカニクスがうっすらと見える構造により、量産機でありながら手作り感や工業製品としての説得力を演出している。

Glyphバーは、着信や通知だけでなく、配車サービスの到着状況やタイマーの進行を光の動きで可視化する機能として磨きがかけられ、前モデル比で最大40%明るくなった。スマートフォンを取り出さずに情報を把握できるという体験は、通知に追われがちな現代のワークスタイルに対し、ひとつの解決策を示す試みとも言える。

性能とカメラ、バッテリーも日常使いに応える構成

性能面では、クアルコムの「Snapdragon 6 Gen 4」を搭載し、OSはAndroid 16ベースの「Nothing OS 4.1」を採用した。システム全体の動作を滑らかにするほか、有機ELディスプレイの焼き付きを防ぐピクセルレベルのマイクロシフト技術も導入されている。ChatGPTのネイティブ統合やGoogle Geminiなどをまとめた「Essential AI tools」も搭載し、専用の「Essential Key」から音声のテキスト化や画面情報の保存、パーソナライズされたウィジェットなどへ素早くアクセスできる仕組みだ。

カメラは、光学式・電子式の手ブレ補正を備えた5000万画素のメインカメラと、800万画素の超広角カメラによるデュアル構成である。グーグルと共同開発した「Ultra XDR」機能により、露出の異なる13枚のRAWフレームを合成し、より自然な陰影を再現する仕組みを取り入れた。前面と背面を同時に撮影できるデュアルビデオキャプチャ機能も新たに加わり、SNS投稿やVlog的な使い方をする読者にも扱いやすい仕様となっている。

バッテリーはNothingのスマートフォンとして最大となる5200mAh(インド向けは6000mAh)を搭載し、Phone (4a)より約1時間長い最大18時間の複合使用が可能だという。33Wの急速有線充電にも対応し、30分弱で50%、1時間強でフル充電できる点も、外出先での使い勝手を左右する要素だ。

気になる価格と日本投入の行方

欧州における価格は、8GB+128GBモデルで329ユーロ(約6万900円)からとなっている。エントリーモデルながら、デザインや機能面で上位機種に迫る仕上がりを目指した価格設定と言えるだろう。

日本での発売時期については、現時点で正式な発表はない。Nothing Japan代表の黒住吉郎氏は「乞うご期待」とコメントするにとどめており、投入の可能性は残されている。グローバル向け公式サイトの仕様表によると、日本向けモデルはeSIMに対応するとされ、実現すれば国内ユーザーにとっても選択肢のひとつになりそうだ。

遊び心のあるデザインと日常使いに十分な性能を兼ね備えた一台として、次の機種変更の候補に挙げておきたい存在である。日本投入の続報を心待ちにしたい。


Phone (4b)
発表日:2026年7月7日(現地時間)

価格:329ユーロ(約6万900円)〜(欧州、8GB+128GBモデル)

カラー:ブラック、ホワイト、ブルーの3色

チップセット:Qualcomm Snapdragon 6 Gen 4

OS:Nothing OS 4.1(Android 16ベース)

バッテリー:5200mAh(インド向けは6000mAh)

日本発売時期:未定 

Nothing Phone(4b)
https://nothing.tech/products/phone-4b